キョウエイブラーボ（2021年生、母キョウエイボサツ）

Kyoei Bravo

2021.04.11

キョウエイブラーボ（2021年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+いいぞ(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のインカンテーション（当時11歳）と交配したキョウエイボサツが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は山口 義彦。主な勝ち鞍は2025年のガンバロウ笠松競馬(一般C20)。

経歴

デビュー前

伊坂重信厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

3月9日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月11日、中8週で迎えた2戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

11月15日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったキャンディシロップに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中5週で迎えた5戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったウインアリスに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2025年）

1月21日、中3週で迎えた6戦目は、ガンバロウ笠松競馬（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のチュウワギフトに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

2月4日、中1週で迎えた7戦目は、節分特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったリヴァイデントに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2月18日、中1週で迎えた8戦目は、ベテルギウス特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトーマステソーロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月20日、中3週で迎えた9戦目は、春雷賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したハッピーメイクに半馬身届かず2着に敗北した。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた11戦目は、中村・黒宮看護師9年目突入記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大原浩司騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天与の闘志で諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた13戦目は、祝!定年入江純市おつかれさま杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた14戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、C級セレクション（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のジョリーメモリーをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。