モガミプレジデント（1985年生、母ホースメンリンダー）

モガミプレジデント（1985年5月15日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時14歳）と交配したホースメンリンダーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）鎌田牧場。戦績は、中央平地2戦1勝、地方5戦3勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

中村好夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月30日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は506kg。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンジャクソンに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月19日、中6週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下のさわらび賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい10着に敗れた。

4歳（1989年）

6月27日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、小林伸義騎手を鞍上に迎えて、一般C D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーストンオーザに7馬身の差をつけて久方ぶりの実戦を制した。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、日の出特別（岩見沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林伸義騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のオークランドラブに4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月1日、中2週で迎えた5戦目は、浜益特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林伸義騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（1990年）

5月8日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた6戦目は、柏林台特別（帯広ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林伸義騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のベストンウインに1馬身半の差をつけて休み明けの一戦を制した。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、霧多布特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林伸義騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。