メイショウシナノ（1996年生、母メイショウヤヨイ）

メイショウシナノ（1996年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時9歳）と交配したメイショウヤヨイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

7月25日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

4歳（2000年）

1月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（6戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた8戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッググランプリに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、嘉堂信雄騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2001年）

1月14日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、佐伯清久騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた11戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は嘉堂信雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマニンエスコートから3馬身半差の2着となった。