ショウナンサザン（2003年生、母フェイツギャランツ）

Shonan Southern

2003.02.23

ショウナンサザン（2003年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋サザンオールスターズより」。毛色は栃栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時11歳）と交配したフェイツギャランツが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）桑田牧場。戦績は、中央平地5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年のアザレア賞(500万下)。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2005年）

12月17日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は528kg。16頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったメジロパーシバルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2006年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサイバーキングダムを3/4馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

2月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、4着に終わった。

3月18日、中3週で迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの若葉ステークス（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。先手を取り、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下のアザレア賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のフィールドベアーをクビ差振り切って2勝目を挙げた。