ジュエルサイレンス（2005年生、母ジュエルプリンセス）

ジュエルサイレンス（2005年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋静けさ」。毛色は鹿毛。種牡馬のクロフネ（当時7歳）と交配したジュエルプリンセスが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽禮治。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

藤原辰雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

10月8日、デビュー戦は五十嵐雄祐騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったダイワカンパニーにねじ伏せられて3馬身差の2着となった。

11月3日、中3週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

3歳（2008年）

1月19日、中7週で迎えた4戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

5月18日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、リードを2馬身以上保って、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2009年）

3月25日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに34kg増やして迎えた6戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた8戦目は、一般C1六（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

6月2日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、七夕特別（大井ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた12戦目は、新宿副都心特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は坂井英光騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。