一般C1六七

レース展開

シチリアーナが一団をリードする形、そのあとにアグリフェスタが取り付く

シチリアーナが逃げを打つ形となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にアグリフェスタが続く。その後ろ、ユキノムテキが3番手の絶好位につける。続いて、ラインウインドは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはニコラスバローズ。その1馬身後ろ、マイデュラブは中団前目。ウインザタローは中団馬群のちょうど真ん中を追走。クインマキシマムは中団後方の位置取り。その直後、ジルアルメイダが9番手。スーパーアフィラドは後方5番手に待機して前の動きを静観。カムアラウンドは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはジュエルサイレンス。後方2番手の位置で末脚を温存するのはラッキージンクス。殿にシュロがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニコラスバローズが武器である機動力を活かしたセオリー通りの取り口で9勝目を奪取

先頭はシチリアーナでリードは1馬身。単独の2番手にニコラスバローズが続く。そのすぐ後ろ、アグリフェスタが3番手。その後ろ、ユキノムテキが4番手。1馬身離れて、マイデュラブが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいた1番人気のニコラスバローズが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に4馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、3番手の位置から逸出した伸びを見せた2番人気のアグリフェスタが続き、2着と2馬身半差の3着には、中団後方の位置から切れ味のいい末脚を発揮したラッキージンクスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたマイデュラブが入線、さらに1馬身半差の5着には、中団にいたウインザタローが食い込んだ。