マイネラヴァリーノ（2010年生、母ラヴァリーフリッグ）

マイネラヴァリーノ（2010年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋イタリアのコムーネ（自治体）名より」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時25歳）と交配したラヴァリーフリッグが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）コスモヴューファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳B1。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,600万円（16万×100口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

10月21日、デビュー戦はI.メンディザバル騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた2戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

3歳（2013年）

3月3日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

4月20日、中6週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

5月21日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

6月25日、中4週で迎えた6戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったイイデジャストに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。

7月2日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッチエモーションを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月9日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したイイデジャストを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中4週で迎えた9戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた10戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のフミタツダイヤを半馬身振り切って2勝目を収める

10月13日、中6週で迎えた11戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月20日、連闘で迎えた12戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。