マニワバイオマス（2012年生、母ドルチェアモール）

マニワバイオマス（2012年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋環境エネルギー」。毛色は芦毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時17歳）と交配したドルチェアモールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森永聡。戦績は、中央平地5戦0勝、地方21戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の一般C15。

経歴

デビュー前

1歳のとき、森永聡から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、三木康史によって577.5万円で落札された。

高橋義忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

10月12日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は534kg。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

12月21日、中8週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず最後はディグニファイドと並んで6着同着となった。

3歳（2015年）

1月5日、中1週で迎えた4戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

4月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月16日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大山真吾騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で大山真吾騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

4歳（2016年）

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大山真吾騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

3月22日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた18戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーホウアスティに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月25日、連闘で迎えた19戦目は、ハナニラ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪脚を爆発させて、最後は2着のアスランに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月22日、中1週で迎えた21戦目は、くちなし特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた23戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったスーサンヘイローに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、わほほい吉田夫妻お伊勢参り記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた26戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。