チケットトゥヘブン（2013年生、母パールチケット）

チケットトゥヘブン（2013年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「天空への切符」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時14歳）と交配したパールチケットが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山忠則。戦績は、中央平地2戦0勝、地方14戦3勝。主な勝ち鞍は2015年の2歳(牝)。

経歴

デビュー前

作田誠二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は城戸義政騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は446kg。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

11月1日、中2週で迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた3戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムオリオンを豪脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

3歳（2016年）

1月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦の千村良平・照恵入籍記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田祥雄騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田祥雄騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタカラハニーに5馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

2月5日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦の金シャチエンジェルズ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田祥雄騎手（4戦2勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月31日、中7週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の金シャチエンジェルズ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田祥雄騎手（5戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田祥雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

4月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の金シャチエンジェルズ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田祥雄騎手（7戦2勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月25日、中4週で迎えた11戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金シャチプレミアムラウンジ記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のダーダネルスをクビ差振り切って3勝目を挙げた。

6月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップピーチ賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田祥雄騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップマスカット賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた15戦目は、3歳戦のほうせんか特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田祥雄騎手（10戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた16戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の二千十六年武将様生誕記念の陣（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。