ダーダネルス（2013年生、母シエルルージュ）

ダーダネルス（2013年3月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「トルコ北西部の海峡名」。毛色は鹿毛。種牡馬のディープスカイ（当時8歳）と交配したシエルルージュが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方25戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2016年の故グレン・ドーマン博士追悼記念。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、スピードファームによって388.8万円で落札された。

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月27日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は462kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

9月5日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた4戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

11月1日、連闘で迎えた5戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

3歳（2016年）

1月31日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた7戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタノシャーロットを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

3月29日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデザートサンドラに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の故グレン・ドーマン博士追悼記念（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクインダムに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったストーミングスカイに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月26日、連闘で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったナムラリボンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したチケットトゥヘブンを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月22日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（9戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（11戦2勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で柿原翔騎手（12戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

8月17日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で柿原翔騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で柿原翔騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた22戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で柿原翔騎手（15戦2勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で柿原翔騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月18日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は18戦連続で柿原翔騎手（17戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったテイエムマンカイに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月31日、中1週で迎えた25戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で柿原翔騎手（18戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた26戦目は、3歳C2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で柿原翔騎手（19戦2勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた27戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で柿原翔騎手（20戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で柿原翔騎手（21戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は23戦連続で柿原翔騎手（22戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2017年）

1月3日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で柿原翔騎手（23戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で柿原翔騎手（24戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。