ダイワフランク（2009年生、母ダイワフレーズ）

ダイワフランク（2009年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋正直な、率直な」。毛色は鹿毛。種牡馬のローエングリン（当時10歳）と交配したダイワフレーズが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は折手牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方28戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

田中剛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

2月18日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。

4月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

5月6日、中2週で迎えた3戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

7月28日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

9月1日、中4週で迎えた5戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

9月30日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて、最後は2着のワンダージョイアに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月13日、中1週で迎えた7戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイビッグレディーに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた9戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

4歳（2013年）

1月3日、中0週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

1月19日、中1週で迎えた12戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマルーチに1馬身の差をつけて制した。

2月10日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナンクルナイサに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月23日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた16戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、カシノマイラヴに交わされて2馬身差の2着となった。

6月2日、中3週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は一杯になって8着に終わった。

12月8日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず4着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5歳（2014年）

1月13日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 34（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（7戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のオリュウに5馬身の差をつけて制した。

1月18日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力で最後まで敢闘したが、メインオーバルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月8日、中2週で迎えた23戦目は、チャレンジシリーズ第37戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒカリエンジェルをアタマ差振り切って勝利を手に入れた。

2月23日、中1週で迎えた24戦目は、仲春賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて7着に敗れた。

3月21日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月13日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、グライゼンに3/4馬身交わされて2着となった。

4月26日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（11戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（12戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた29戦目は、からあげもり山杯（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた30戦目は、チャレンジシリーズ第9戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり6着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた31戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月14日、連闘で迎えた32戦目は、ターフチャレンジ（盛岡芝1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。