ケージースイート（1994年生、母プリンセスアビー）

ケージースイート（1994年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルゼンスキー（当時20歳）と交配したプリンセスアビーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）岩見牧場。戦績は、地方24戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年のスイートフラワー特別。

経歴

デビュー前

鏑木文一郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1996年）

10月27日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のワールドブラザーに3/4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1997年）

3月17日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた5戦目は、佐々木洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月24日、約3か月の休養明けで迎えた6戦目は、佐藤正晃騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったクライムオンコースから2馬身半差の2着となった。

8月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のオミナエシ特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

10月3日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のスイートフラワー特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正晃騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアオイビッグクインをハナ差制して制した。

10月12日、連闘で迎えた11戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、C1四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた13戦目は、C1 C2（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤正晃騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた14戦目は、六本木特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。13着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた15戦目は、C1三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（7戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。5着を確保した。

4歳（1998年）

1月23日、中3週で迎えた16戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

5月14日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は佐藤正晃騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤正晃騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤正晃騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤正晃騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般B3 C1（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤正晃騎手（12戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた23戦目は、カノープス特別（大井ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤正晃騎手（13戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に敗れた。

8月26日、中2週で迎えた24戦目は、アルファード特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤正晃騎手（14戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。