アイネスフィールド（1998年生、母キタノリード）

Ines Field

1998.05.05

アイネスフィールド（1998年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアイネスフウジン（当時11歳）と交配したキタノリードが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は土肥牧場。戦績は、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳。

経歴

デビュー前

田中利衛厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2001年）

1月14日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は488kg。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、伸びてきたブルーシャレード決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

4月14日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のマイアミビーチをクビ差振り切って初白星を挙げた。

5月18日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

7月21日、中8週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

12月27日、約5か月半の休養明けで迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（2002年）

2月12日、中6週で迎えた7戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のラヴレミーナに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。