サンオース（2002年生、母ダルーガ）

San Oath

2002.05.19

サンオース（2002年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオース（当時6歳）と交配したダルーガが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）村下牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村下牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弐によって1,071万円で落札された。

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったアドマイヤムサシにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

8月21日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、2着となった。

9月12日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

3歳（2005年）

3月20日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るブロードキャスターを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

5月29日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下の白藤賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

7月10日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。