デカプリオ（2021年生、母カタストロフィ）

デカプリオ（2021年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダノンレジェンド（当時11歳）と交配したカタストロフィが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は有限会社松田牧場。2023年の赤黒の勇者特別で2着に入った他、2023年の十勝軽種馬農業協同組合特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、松田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、西村佳代子によって528万円で落札された。

小国博行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2023年）

7月13日、デビュー戦は小野楓馬騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエイシントルペードをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

8月30日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンの十勝軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたエイシントルペード決め手に屈してアタマ差の2着に惜敗した。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの赤黒の勇者特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったスティールマジックにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのアンバー特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ10（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3歳（2024年）

1月15日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャスターデイジー賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り続けて、最後は2着のグランデソレイユに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月7日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の寒椿スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

3月4日、中3週で迎えた8戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の弥生スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では賦性の負けじ心を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、4着に終わった。

4月12日、中5週で迎えた9戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のフロックススプリント（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。