マイネポピンズ（1990年生、母マイネイドウーナ）

マイネポピンズ（1990年4月15日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は黒鹿毛。種牡馬のメリーナイス（当時6歳）と交配したマイネイドウーナが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は桜井トヨ子。戦績は、中央平地23戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

小西登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

1月6日、デビュー戦は根本康広騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

1月24日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月14日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で根本康広騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアーデントホースを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

3月13日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で根本康広騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で根本康広騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で根本康広騎手（5戦1勝）。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月23日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で根本康広騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

12月11日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、勝ったアウントシスターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4歳（1994年）

1月6日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、抜け出したコマチビゼンを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月5日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったカイウンカツヒメに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

2月20日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた14戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミヨノブライトを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

5月1日、中3週で迎えた15戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月17日、約6か月半の休養明けで迎えた18戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5歳（1995年）

2月4日、中6週で迎えた19戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

2月26日、連闘で迎えた21戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた22戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた23戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。