ホウオウソルジャー（2016年生、母アルヴァーダ）

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、小笹芳央によって2,268万円で落札された。

3歳（2019年）

4月28日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、抜け出したリトルモンスターを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

5月26日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月24日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2020年）

4月8日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のテンナイトパールに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月29日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のヒロシゲヨッシーをクビ差振り切って人気に違わぬ実力を証明した。

5月22日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

8月21日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、クレマチス賞（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、抜け出したハリオアマツバメを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のブルベアオンスに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月25日、中6週で迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

5歳（2021年）

1月30日、約3か月の休み明けで迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月2日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、マルチステッキ特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

9月18日、約4か月半の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は川島信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ディセンバースター賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き4着に終わった。

6歳（2022年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

4月12日、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップジュピター賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

5月31日、中6週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、浦河RC60周年記念特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るカツゲキダイリンを上がり1位タイの末脚でアタマ差だけ差し切って久々に美酒を浴びた。

6月16日、中1週で迎えた18戦目は、BTC創立31周年記念特別1（門別ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

7月6日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、ぽるとみついし開店1周年特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた20戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別1（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた21戦目は、JAびらとりニシパの恋人特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石堂響騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた22戦目は、北海道新聞日高地区販売所会特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石堂響騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた23戦目は、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石堂響騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた24戦目は、静内産ミニトマト太陽の瞳特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石堂響騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた25戦目は、北海道日高乳業ヨーグルッペ特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石堂響騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた26戦目は、日高報知新聞創刊70周年特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた27戦目は、静内産米「万馬券」特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた28戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、騎手候補生大大大募集特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた29戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた30戦目は、C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7歳（2023年）

1月11日、中1週で迎えた31戦目は、一般C3-6（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

2023年1月17日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。