サカジロゴールド（2008年生、母ローランデイラミ）

サカジロゴールド（2008年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「家族名より＋金」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーチャーム（当時14歳）と交配したローランデイラミが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地27戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

2歳のとき、宮内牧場から「ひだかトレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、竹内三年によって735万円で落札された。

野元昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は野元昭嘉騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

9月19日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で野元昭嘉騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったカリスマサンスカイにねじ伏せられて5馬身差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったエーシンジェイワンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

11月14日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は野元昭嘉騎手（4戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマノサファイアにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

11月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（5戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた8戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で野元昭嘉騎手（6戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、5着に終わった。

3歳（2011年）

1月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は野元昭嘉騎手（7戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野元昭嘉騎手（8戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた12戦目は、U.リスポリ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた13戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたサトノモンスター決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月8日、中3週で迎えた14戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったオペラモーヴに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月11日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のペガサスプリンスをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

4歳（2012年）

4月7日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた18戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見せ場なく15着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた19戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月4日、中6週で迎えた20戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた21戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のデアリングプライドに1馬身1/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月14日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた23戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた24戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

5歳（2013年）

2月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた26戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた27戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。