ランファースト（2013年生、母クローズホールド）

ランファースト（2013年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「速く走る」。毛色は芦毛。種牡馬のハーツクライ（当時12歳）と交配したクローズホールドが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田扶美子。戦績は、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、土田扶美子から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、芹澤精一によって540万円で落札された。

池田孝厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2016年）

1月29日、デビュー戦は杉村一樹騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は503kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月4日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ドリームスピードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月31日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のコブラショットを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

5月10日、中5週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。

5月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。