ヨクミテハシレ（1999年生、母ホウシユンイチ）

ヨクミテハシレ（1999年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のサクライツトー（当時17歳）と交配したホウシユンイチが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、地方25戦2勝2着3回。2001年の冬木立特別(アラ系2歳)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

6月6日、デビュー戦は国信満騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた2戦目は、アラ系2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフラレスから1馬身半差の2着となった。

7月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、アラ系2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月14日、中4週で迎えた4戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギホマレをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月22日、連闘で迎えた5戦目は、2歳オープンのふらのニンジン特別（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。鞍上は国信満騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンの銀河特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた7戦目は、2歳オープンのオーロラ特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのジュニアチャンピオン（門別ダート1800m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの観楓特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は国信満騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた11戦目は、2歳オープンのさざんか特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国信満騎手（7戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、2歳オープンの冬木立特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国信満騎手（8戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイアイフリージアからアタマ差の2着となった。

12月22日、中5週で迎えた13戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の脊振賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3歳（2002年）

1月6日、中1週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトシブルバードに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

1月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた16戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャインドラゴンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3月10日、中1週で迎えた18戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

4月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月4日、中1週で迎えた21戦目は、3歳オープンのエメラルドカップ（佐賀ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は安東章騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月26日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた24戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月4日、中4週で迎えた25戦目は、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。