カネショウアサマ（2000年生、母ゴルデンキャピタル）

カネショウアサマ（2000年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時15歳）と交配したゴルデンキャピタルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、地方45戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2003年のフロイデ賞(一般C1三)。

経歴

デビュー前

高岩隆厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

8月22日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月15日、中2週で迎えた2戦目は、C.ホワイトリー騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月25日、中0週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ホワイトリー騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のハネダリキマルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

3月3日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた6戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月11日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマウイノカオイをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1790m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の矢車草特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したスワローを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

7月26日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のひまわり特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた12戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の夕顔特別（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

8月26日、中0週で迎えた13戦目は、3歳戦のけいとう特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

9月4日、連闘で迎えた14戦目は、一般C1九十（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

9月27日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったラストアルバンシアに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1七八（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月4日、中3週で迎えた17戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったマーベラスステップを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、一般C1四（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月30日、中4週で迎えた19戦目は、フロイデ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のトウゲンキョウをクビ差振り切って制した。

4歳（2004年）

1月8日、連闘で迎えた20戦目は、ハンデ戦の初春賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた21戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、初凪特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた22戦目は、如月特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた23戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、啓蟄特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた24戦目は、春風特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月11日、中2週で迎えた25戦目は、かんむり座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた26戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の荒川区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、パワフルヒッターに3/4馬身交わされて2着となった。

6月1日、連闘で迎えた28戦目は、パール賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた29戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月8日、連闘で迎えた30戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた31戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月5日、中0週で迎えた32戦目は、ベガ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた33戦目は、サードニックス賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木啓之騎手（6戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた34戦目は、観月賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木啓之騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

10月17日、中4週で迎えた35戦目は、オパール賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず5着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた36戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、全日本リーディングジョッキー（大井ダート1800m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

11月11日、連闘で迎えた37戦目は、カストル賞（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた38戦目は、冬日向賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

5歳（2005年）

5月30日、約6か月の休養明けで迎えた39戦目は、板橋区特別（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（8戦0勝）。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた40戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、練馬区特別（大井ダート1800m 雨/重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた41戦目は、江戸川区特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた42戦目は、やぎ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木啓之騎手（10戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

8月5日、中2週で迎えた43戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、港区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、抜け出したニイタカフラッグを差し切れず、1馬身差の2着となった。

9月2日、中3週で迎えた44戦目は、墨田区特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた45戦目は、品川区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。