メイクアスメリー（1994年生、母ダジルミージョリエ）

Make Us Merry

1994.04.02

メイクアスメリー（1994年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のEasy Goer（当時8歳）と交配したダジルミージョリエが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）酒井牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

尾形充弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

7月13日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったパーソナリティワンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のトーアライコウに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月22日、中6週で迎えた3戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのすずらん賞（函館芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ形となり、超スローペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

3歳（1997年）

4月13日、約7か月の休み明けで迎えた4戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月11日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のひめさゆり賞（新潟芝1200m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた7戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。