ミヤマフェロー（2005年生、母リードスキー）

ミヤマフェロー（2005年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時12歳）と交配したリードスキーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は小西ファーム。戦績は、地方20戦4勝2着6回。2007年のターフチャレンジIIで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小西ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

6月7日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は502kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のザドリームバトルに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月14日、中9週で迎えた2戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジII（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後はモエレデジャヴと並んで3着同着となった。

8月30日、中1週で迎えた3戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた4戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞のサンライズカップ（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2008年）

3月10日、約5か月半の休み明けで迎えた5戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったカムアラウンドにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったフジマサメモリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井英光騎手（2戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったナイキダヴィンチにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた8戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシャクヤク特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月30日、約7か月半の休み明けで迎えた9戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた10戦目は、3人娘パラダイス特別（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

4歳（2009年）

2月8日、中6週で迎えた11戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、優良農地を守ろう特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたバンブーガリンシャ決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

3月1日、中2週で迎えた12戦目は、ひな祭り特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアジルメンテを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

3月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般B4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は中西達也騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のメイショウタニカゼを3/4馬身振り切って久しぶりに勝利を挙げた。

4月4日、連闘で迎えた15戦目は、一般B2（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タカトモコマンドに交わされて1馬身差の2着となった。

4月26日、中2週で迎えた16戦目は、卯月特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた17戦目は、梅色月特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

6月5日、中3週で迎えた18戦目は、一般B3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中西達也騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のギブリーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

6月27日、中2週で迎えた19戦目は、水無月特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、高知まんが甲子園特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（6戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルファバービーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。