ホリノティアラ（2005年生、母トクノリージェント）

ホリノティアラ（2005年4月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋宝冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時8歳）と交配したトクノリージェントが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は林秀雄。戦績は、中央平地28戦1勝2着4回、地方2戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

12月22日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

3歳（2008年）

1月19日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

7月6日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

8月2日、中3週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンパンフルートから半馬身差の2着となった。

8月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、勝ったラインディーヴァから1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月6日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。最後は、2着のマイコノエリに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月26日、中6週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた10戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4歳（2009年）

2月28日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい10着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい11着に敗れた。

5月9日、中5週で迎えた13戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月20日、中5週で迎えた14戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（5戦1勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（6戦1勝）。18頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクエルフに1馬身1/4の差をつけて1位入線にしたが、その後7着に降着となった。

9月6日、中4週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（7戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったストロングポイントからハナ差の2着に甘んじた。

9月26日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（8戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月8日、中5週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の赤湯特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

12月20日、中5週で迎えた20戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入った。

12月26日、連闘で迎えた21戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5歳（2010年）

1月31日、中4週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場勇人騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた23戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた24戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

7月17日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（10戦1勝）。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったマヤノロシュニから1馬身1/4差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（11戦1勝）。17頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（12戦1勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月5日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（13戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（2011年）

6月22日、約9か月半の休養明けで迎えた29戦目は、田中力騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中力騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。