ビナサクセス（2018年生、母ビナスイート）
Vina Success
2018.03.25
ビナサクセス（2018年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+成功」。毛色は栗毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時22歳）と交配したビナスイートが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はプログレスファーム。2023年のサマーカップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
森秀行厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2021年）
4月25日、デビュー戦は松本大輝騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
5月30日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。
7月25日、中7週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、4着に入り込んだ。
8月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松本大輝騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
8月28日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松本大輝騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。
10月29日、中8週で馬体重を前走から36kg増やして迎えた6戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダノンパルスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。
11月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったレヴィーアクイーンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
12月17日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のブラックアピスに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
4歳（2022年）
1月12日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上B2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。
2月10日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上B2二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るミラクルベルンを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて順当に勝利した。
3月9日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のセーリングに3馬身の差をつけて制した。
4月7日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のタガノタイトに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
5月3日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のミラクルベルンに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
6月1日、中3週で迎えた14戦目は、初夏特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のタガノタイトに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。
7月1日、中3週で迎えた15戦目は、OBCラジオ大阪賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
8月4日、中4週で迎えた16戦目は、乾杯!加東山田錦デー（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のステップシュートに2馬身半の差をつけて8勝目を手中に収めた。
9月23日、中6週で迎えた17戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田チャレンジカップ（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。
12月30日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、オッズパーク2022杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（11戦8勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパールプレミアを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って優勝
デビュー前
柏原誠路厩舎（兵庫）へ入厩。
5歳（2023年）
1月27日、中3週で迎えた19戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ひょうごの穂々笑実特別（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、タガノプレトリアに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
3月9日、中5週で迎えた20戦目は、飲んで応援!ひょうごの酪農賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（12戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のガンケンをクビ差振り切って10勝目を達成した。
4月27日、中6週で迎えた21戦目は、由良川特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（13戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったタマモベローナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。
デビュー前
柏原誠路厩舎（兵庫）へ入厩。
6月7日、中5週で迎えた22戦目は、あじさい特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（14戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイタイザンをクビ差だけ差し切って単勝一倍台の評価に応えた。
7月6日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったパールプレミアに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。
12月6日、約5か月の休養明けで迎えた24戦目は、水曜競馬ランドBAOOへ ゴー!放送中!記念（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（16戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。
12月30日、中2週で迎えた25戦目は、オッズパーク2023杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。
6歳（2024年）
3月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の麗日特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。
4月17日、中2週で迎えた27戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、卯月特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の強い精神力で最後まで踏ん張ったが、勝ったシーサーペントに詰め切れず、3馬身差の2着となった。