ジョージサクラ（2001年生、母スプリングジョージ）

ジョージサクラ（2001年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時12歳）と交配したスプリングジョージが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地22戦1勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

8月3日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月6日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

9月27日、中2週で迎えた3戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のランドナイトを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月6日、中6週で迎えた5戦目は、2歳500万下のつわぶき賞（中京芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で小池隆生騎手（2戦1勝）。17頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月28日、中2週で迎えた6戦目は、2歳500万下（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小池隆生騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。

3歳（2004年）

1月12日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G3のシンザン記念（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で小池隆生騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

1月31日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小池隆生騎手（5戦1勝）。15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月7日、中4週で迎えた9戦目は、3歳500万下のさわらび賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小池隆生騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

10月30日、約8か月の休み明けで迎えた10戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1700m 曇/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

12月12日、中5週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下の志摩特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（7戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では脚が残っておらず17着に敗れた。

4歳（2005年）

1月22日、中5週で迎えた12戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（2戦0勝）。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はタレてしまい14着に敗れた。

6月19日、約4か月半の休み明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田嶋翔騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

10月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた18戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 小雨/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

5歳（2006年）

2月4日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg戻して迎えた19戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい16着に終わった。

3月12日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月9日、中3週で迎えた21戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月21日、中5週で迎えた22戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。

7月17日、中7週で迎えた23戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のセンカンランナーに1馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

10月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般C1四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイディンピュアーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月9日、中3週で迎えた25戦目は、一般C1四五（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい12着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた26戦目は、寄居みかん賞（浦和ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6歳（2007年）

5月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から36kg増やして迎えた28戦目は、國分祐仁騎手を鞍上に迎えて、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。