ドラゴンズアイ（2019年生、母ビューティサフラン）

Dragons Ai

2019.05.01

ドラゴンズアイ（2019年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「龍+愛。地元名古屋への愛」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時16歳）と交配したビューティサフランが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋 啓。戦績は、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2021年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋啓から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角田輝也厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2021年）

7月2日、デビュー戦は加藤聡一騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は441kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパピタに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の若駒盃（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のセレクトゴールド第1戦（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月22日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のネーレウスをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2022年）

1月20日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、グランツに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

2月24日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和博騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和博騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のクロッカススプリント 若潮スプリントTR（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和博騎手（4戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインゴールド特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和博騎手（5戦1勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月23日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、夏の陣ダッシュ（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

9月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の数河高原特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

10月23日、中5週で迎えた15戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。15着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた16戦目は、水沼元輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

4歳（2023年）

1月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 晴/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

2月19日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 小雨/不良）に出走。鞍上は水沼元輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

5月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内 曇/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

2023年5月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のファイアーコードに4馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

7月7日、中1週で迎えた22戦目は、天の小夜橋特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、高橋啓から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

栗本陽一厩舎（笠松）へ入厩。

8月30日、中5週で迎えた24戦目は、応援してます!愛馬会（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で深澤杏花騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。