メイショウトコシエ（2014年生、母ホーマンフリップ）

メイショウトコシエ（2014年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋永久」。毛色は栗毛。種牡馬のキングズベスト（当時17歳）と交配したホーマンフリップが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の4歳以上C1。

経歴

デビュー前

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

9月17日、デビュー戦は鮫島克駿騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

12月17日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

3歳（2017年）

1月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 小雪/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた6戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克駿騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったビービーアヴィドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川田将雅騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

12月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のファイヤーワークスに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったモハーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2018年）

1月18日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るレーヴァンドールを豪快な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月6日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた17戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月22日、約4か月の休み明けで迎えた18戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクーロゼに7馬身の差をつけて勝利をモノにする

11月24日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

5歳（2019年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた20戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月10日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中井裕二騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

7月7日、約4か月の休養明けで迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた23戦目は、3歳以上1勝クラスのマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月8日、中7週で迎えた24戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（3戦0勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中井裕二騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。