マイネルファルコン（1992年生、母タクノビート）

Meiner Falcon

1992.04.12

マイネルファルコン（1992年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のスダホーク（当時10歳）と交配したタクノビートが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は山下 勉。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の一般C2。

経歴

デビュー前

石毛善衛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

2月5日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月11日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月1日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉永護騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったシュートシュートにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

10月17日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のマルチステッキ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で吉永護騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月5日、中2週で迎えた8戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（1996年）

2月25日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月5日、連闘で迎えた10戦目は、野木英文騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ C3イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2ロ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で野木英文騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた12戦目は、一般C2イ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で野木英文騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般C1ロ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野木英文騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイマリーに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で野木英文騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブライトハイクインをクビ差制して2勝目をつかんだ。

5月4日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイコマボーイから1馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。