ワイルドバスター（1999年生、母リアルハイブローウ）

ワイルドバスター（1999年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時8歳）と交配したリアルハイブローウが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）フラット牧場。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、地方34戦1勝。主な勝ち鞍は2002年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

新井仁厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2001年）

10月7日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた4戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月1日、連闘で迎えた5戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた6戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3歳（2002年）

1月12日、中3週で迎えた7戦目は、小坂忠士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小坂忠士騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で小坂忠士騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず15着に終わった。

3月10日、中3週で迎えた10戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に敗れた。

7月29日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したタガノハッピーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

9月1日、連闘で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村本善之騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のイサミチカラオーをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で村本善之騎手（5戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村本善之騎手（6戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

11月3日、中4週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に敗れた。

4歳（2003年）

3月10日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、龍馬盃（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた20戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月31日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた21戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、マーチスター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月30日、中3週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた22戦目は、小林克己騎手を鞍上に迎えて、阪急観光バス特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月21日、中2週で迎えた23戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、武蔵・伊織高砂特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた24戦目は、城下町いずし特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小林克己騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた25戦目は、高馬元紘騎手を鞍上に迎えて、新冠町レ・コード館特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月3日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、京都畜産特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月12日、中3週で迎えた28戦目は、市島ワイン特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

10月22日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、波賀町メイプルタウン特別（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で有馬澄男騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた30戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で有馬澄男騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず最後はオールシーズンと並んで5着同着となった。

12月25日、中6週で迎えた31戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で有馬澄男騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5歳（2004年）

1月4日、中0週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で有馬澄男騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

4月28日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、美しが丘特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた34戦目は、えぞ松特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた35戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた36戦目は、ウイングアロー賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月22日、中1週で迎えた37戦目は、ハンデ戦の門別ファンクラブ特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた38戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた39戦目は、オオカミの桃特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

8月4日、中1週で迎えた40戦目は、アグネスフライト賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた41戦目は、アルタイル特別（旭川ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で小国博行騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた42戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦のリゲル特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、連闘で迎えた43戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、門別競馬ファンクラブ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

10月12日、中2週で迎えた44戦目は、三石町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた45戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、日高生産連特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた46戦目は、門別町軽種馬生産振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小嶋久輝騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。4着を確保した。

12月1日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた47戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（2005年）

1月3日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた48戦目は、松竹梅特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスターメガミに半馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

5月23日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた49戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた50戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた51戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。