ドリームコメット（2009年生、母ゲイロレンヌ）

ドリームコメット（2009年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋彗星。彗星の如く活躍してくれることを願って」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時11歳）と交配したゲイロレンヌが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）パカパカファーム。戦績は、中央平地5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

当歳のとき、パカパカファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、サラブレッドクラブセゾンによって1,995万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額2,400万円（12万×200口）で一口馬主が募集された。

尾関知人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

9月18日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、極端なハイペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、カフェシュプリームに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月24日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、非常に速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタマブラックホールに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2012年）

6月30日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月10日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立ち、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く粘り込んで、最後は2着のディアイレイザーをハナ差振り切って久々の一戦を制した。