バンダムショウリ（1990年生、母デボニアダンサー）

バンダムショウリ（1990年4月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラショウリ（当時15歳）と交配したデボニアダンサーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）バンダム牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方28戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳。

経歴

デビュー前

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

9月12日、デビュー戦は増井裕騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた3戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、岸滋彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

12月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は増井裕騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて11着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

3歳（1993年）

2月15日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウィンリアリーに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月28日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤングクラウンに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦2勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月22日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、矢ケ部徹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた14戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた15戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1994年）

1月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

2月20日、連闘で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（5戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウヅキソフィヤに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

2月26日、連闘で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月24日、中3週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月22日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で川口道助騎手（10戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったパブリックラッキーから8馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中6週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川口道助騎手（11戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川口道助騎手（12戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で川口道助騎手（13戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川口道助騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月18日、中3週で迎えた30戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で川口道助騎手（15戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のモペットエーカンに1馬身の差をつけて4勝目をマークした。

9月23日、連闘で迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川口道助騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた32戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた33戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた34戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた35戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川口道助騎手（17戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。