リバーエクシード（1991年生、母フアインスルー）

リバーエクシード（1991年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のグランデイ（当時19歳）と交配したフアインスルーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は茨城県、生産者は東京大学大学院農学生命科学研究科附属牧場。戦績は、中央平地24戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月24日、デビュー戦は吉沢宗一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

8月1日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたマイネルウイナー決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

8月22日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

10月23日、中6週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

11月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で江田照男騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したシーサイドゴールドを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で江田照男騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（1994年）

1月8日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で江田照男騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で江田照男騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

2月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で江田照男騎手（7戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったフジヒカルにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

2月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で江田照男騎手（8戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカミカゼに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月5日、中1週で迎えた14戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で江田照男騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

6月25日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で江田照男騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた16戦目は、4歳500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で江田照男騎手（11戦1勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

7月30日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下の村上特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で江田照男騎手（12戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で江田照男騎手（13戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

4歳（1995年）

2月4日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた19戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

4月9日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚がパッとせず16着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で篠原茂騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で篠原茂騎手（5戦0勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。