ルパルク（2014年生、母グランパドドゥ）

ルパルク（2014年5月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「バレエ作品名。『庭園』という意味で貴族の恋愛を描いた内容」。毛色は鹿毛。種牡馬のタートルボウル（当時12歳）と交配したグランパドドゥが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2018年の千葉よみうりCC 開場40周年記念盃(一般C1二)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額3,000万円（75万×40口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

8月14日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。17頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3歳（2017年）

3月18日、約7か月の休養明けで迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では稟性の負けじ心を発揮してゴールまでタレずに走り切り、5着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では稟性の勝負根性でゴールまでタレずに走り切ったが、5着に終わった。

7月1日、中8週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

8月9日、中5週で迎えた6戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップバナナ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

10月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさざんか賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトップフェイスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月4日、中5週で迎えた8戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、駒込中里プロジェクト特別賞受賞記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では不撓のスロトングスピリットでジリジリと辛抱強く粘り込んで先頭をうかがい、最後は2着のティンウッドマンを半馬身振り切って優勝

4歳（2018年）

1月15日、中5週で迎えた9戦目は、招福賞（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したアイティプリンセスを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月19日、約5か月の休み明けで迎えた10戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、船橋酒場青空5周年記念（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、4着に終わった。

7月24日、中4週で迎えた11戦目は、大多喜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクレイヴソリッシュにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月10日、中1週で迎えた12戦目は、サマーナイト特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた13戦目は、サファイア賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモロッソを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月3日、中3週で迎えた14戦目は、千葉よみうりCC 開場40周年記念盃（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（4戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホワイトウィングスに6馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

5歳（2019年）

4月19日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、ザ・ナゲッツ船橋ケイバスペシャル賞（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は笠野雄大騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったステラストラータに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

6歳（2020年）

3月30日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、邪神ちゃんドロップキック千歳編ですの（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で笠野雄大騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた18戦目は、茶摘み特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で笠野雄大騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月16日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で笠野雄大騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

8月15日、中8週で迎えた20戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた21戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた23戦目は、五平餅賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。