ニッポーカイウン（1991年生、母スイートヘッド）
Nippo Kaiun
1991.04.23
ニッポーカイウン（1991年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時10歳）と交配したスイートヘッドが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地17戦0勝、地方43戦1勝2着10回。主な勝ち鞍は1997年の一般C2。
経歴
デビュー前
境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1993年）
6月13日、デビュー戦は小島太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。
6月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1000m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で小島太騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。
7月10日、中1週で迎えた3戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
11月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。
3歳（1994年）
1月16日、中7週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。
2月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。
3月6日、中3週で迎えた7戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。
3月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
4月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。
4月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋明騎手（3戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて大外17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。
5月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋明騎手（4戦0勝）。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入った。
6月11日、中3週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋明騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
7月17日、中4週で迎えた13戦目は、佐藤照雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
8月6日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤照雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
8月28日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤照雄騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。
10月9日、中5週で迎えた16戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
11月13日、中4週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。
4歳（1995年）
1月2日、中6週で迎えた18戦目は、米田弘一騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月14日、中1週で迎えた19戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた20戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノーバジェラソンから7馬身差の2着となった。
2月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2 C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊池義昭騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンゴクアモンから3馬身差の2着となった。
3月19日、中1週で迎えた24戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-7（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月19日、中3週で迎えた25戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた26戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1 C3-6（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月16日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3 C4-6（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は菊池義昭騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルワカナイスから5馬身差の2着となった。
7月5日、中2週で迎えた29戦目は、一般C2 C3-5（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（3戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミウイナーから2馬身差の2着に敗北した。
8月24日、中6週で迎えた30戦目は、一般C2 C3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池義昭騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月11日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1 C2-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池義昭騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
9月28日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた32戦目は、一般C2 C4-4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊池義昭騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月11日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2 C3-4（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊池義昭騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月10日、中3週で迎えた34戦目は、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊池義昭騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月23日、中1週で迎えた35戦目は、一般C4-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊池義昭騎手（9戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
12月14日、中2週で迎えた36戦目は、一般C4-8（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊池義昭騎手（10戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったジラールパリスから3馬身差の2着となった。
12月30日、中1週で迎えた37戦目は、スーパースプリント（高崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊池義昭騎手（11戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。
5歳（1996年）
1月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C4-8（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊池義昭騎手（12戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C4-7（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で菊池義昭騎手（13戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月4日、中0週で迎えた40戦目は、一般C4-9（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で菊池義昭騎手（14戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーエープリンスから3/4馬身差の2着となった。
2月19日、中1週で迎えた41戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で菊池義昭騎手（15戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月1日、中1週で迎えた42戦目は、一般C4-7（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で菊池義昭騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月15日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3 C4-6（高崎ダート1330m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で菊池義昭騎手（17戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツノユタカオーから3馬身差の2着となった。
3月26日、中1週で迎えた44戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菊池義昭騎手（18戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月16日、中2週で迎えた45戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた46戦目は、一般C3-8（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋文雄騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月30日、中3週で迎えた47戦目は、一般C3-7（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菊池義昭騎手（19戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤスノインターからクビ差の2着となった。
6月25日、中3週で迎えた48戦目は、一般C3-9（高崎ダート1330m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池義昭騎手（20戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた49戦目は、一般C3-6（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊池義昭騎手（21戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
8月10日、中3週で迎えた50戦目は、一般C3-6（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池義昭騎手（22戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月4日、中3週で迎えた51戦目は、一般C3-6（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊池義昭騎手（23戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月29日、中3週で迎えた52戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊池義昭騎手（24戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングリージェントから2馬身差の2着となった。
10月13日、中1週で迎えた53戦目は、一般C3 C4-7（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菊池義昭騎手（25戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月19日、中4週で迎えた54戦目は、一般C3-8（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で菊池義昭騎手（26戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月17日、中3週で迎えた55戦目は、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で菊池義昭騎手（27戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
6歳（1997年）
1月3日、中1週で迎えた56戦目は、一般C3-8（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で菊池義昭騎手（28戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月24日、中6週で迎えた57戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノンスリップデフに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
3月3日、連闘で迎えた58戦目は、矢野久美騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月16日、中1週で迎えた59戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパービジンから半馬身差の2着に敗北した。
3月23日、連闘で迎えた60戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。