リリースマイル（1989年生、母タイシンリリィ）

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

9月7日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は432kg。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のエンシュードラゴンに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月5日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月2日、中3週で迎えた3戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のきんせんか賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3歳（1992年）

4月12日、約5か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本広喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本広喜騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた7戦目は、4歳500万下のグラジオラス賞（福島芝1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で橋本広喜騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

7月12日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳500万下（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で橋本広喜騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のスイートジョディに1馬身1/4の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（1993年）

2月13日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の八女特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下の吉野ケ里特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいいところがなく15着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の日豊特別（小倉芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の隅田川特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、ダービーローズにアタマ差交わされて2着となった。

7月24日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の相川特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の越路特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のグロウレオンをクビ差振り切って制した。

9月18日、中5週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の浦安特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は橋本広喜騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。