スカイジュエル（2009年生、母テディベア）

スカイジュエル（2009年4月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「星をちりばめた空より」。毛色は青毛。種牡馬のタイキシャトル（当時15歳）と交配したテディベアが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方10戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の一般C19。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

12月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

3歳（2012年）

6月9日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。

8月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。14着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた4戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

10月30日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたリンノヴァーレ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月26日、中1週で迎えた7戦目は、すてきさんお誕生日記念（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

12月3日、連闘で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウインエポナを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったメロンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C20（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったツヴァイハンダーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

1月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトキノガンバレに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月30日、中1週で迎えた12戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のディアハンターを半馬身振り切って断然人気に応えた。

2月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

2月19日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート800m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコウエイコムスメを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。