サツキコンドル（1998年生、母イイデシリアス）

Satsuki Condor

1998.05.05

サツキコンドル（1998年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時13歳）と交配したイイデシリアスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は泊 寿幸。戦績は、中央平地4戦0勝、地方13戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年の一般C5。

経歴

デビュー前

1歳のとき、泊寿幸から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって525万円で落札された。

鈴木伸尋厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

4月7日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳未出走（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’01ナイスビット特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月16日、中8週で迎えた5戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4歳（2002年）

1月11日、約4か月の休養明けで迎えた6戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアルミランテから3/4馬身差の2着となった。

1月27日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C5（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のクリスタルフブキに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月10日、中3週で迎えた9戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月23日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月14日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月26日、中5週で迎えた12戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーブラザーズから半馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中2週で迎えた13戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で茂呂菊次郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた14戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（6戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C4（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は茂呂菊次郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 曇/重）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノエンデバーに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。