テロワール（2000年生、母フアーストラブ）

Terroir

2000.05.02

テロワール（2000年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「全てを育む土壌、基本、最初の要素」。毛色は鹿毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時14歳）と交配したフアーストラブが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着4回。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したマイネルヒルシュにクビ差届かず2着に惜敗した。

3歳（2003年）

4月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマチカネヒザマルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したカツヨビッグボーイに3/4馬身届かず2着に敗北した。

6月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、フューチャブライトに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。