スリーレディ（2002年生、母リュウオーレディ）

スリーレディ（2002年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキシャトル（当時8歳）と交配したリュウオーレディが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）武牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方36戦0勝2着7回。

経歴

デビュー前

武宏平厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

9月20日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武英智騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったマルブツブリザードに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

3歳（2005年）

2月12日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で武英智騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で武英智騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

5月8日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で武英智騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で武英智騎手（6戦0勝）。18頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

6月29日、中3週で迎えた8戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のカンナ賞（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビクトリアメークを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2006年）

12月7日、約16か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた10戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたヨシキイチバン決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月20日、中1週で迎えた11戦目は、キリンビールラガー杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2007年）

1月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた13戦目は、一般B14（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた14戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

3月29日、中4週で迎えた15戦目は、一般B15（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、クードゥフードルに半馬身交わされて2着となった。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

5月4日、中2週で迎えた17戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田直樹騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で柴田直樹騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったメイショウハヤテにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

6月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で柴田直樹騎手（10戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、勝ったマツリダヒトミに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で柴田直樹騎手（11戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったセンゲンピースに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C4（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で柴田直樹騎手（12戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、一般C9（名古屋ダート800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で柴田直樹騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた24戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で柴田直樹騎手（14戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた25戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（15戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず5着に敗れた。

6歳（2008年）

2月20日、中8週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた27戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（16戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた28戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、まねき馬倶楽部in名古屋競馬場（名古屋ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、牝馬限定の一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（17戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた30戦目は、牝馬限定の一般C12（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（18戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた31戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた32戦目は、牝馬限定の一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原良一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤原良一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原良一騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、一般C13（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤原良一騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

6月27日、連闘で迎えた36戦目は、一般C15（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（19戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

7月16日、中2週で迎えた37戦目は、一般C13（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（20戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた38戦目は、牝馬限定の一般C11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（21戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた39戦目は、友作君・詩乃さん結婚おめでとう（名古屋ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた40戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（22戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた41戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（23戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月21日、中2週で迎えた42戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（24戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C14（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は藤原良一騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたキミノリサ決め手に屈してハナ差の2着となった。