サクラブリリアント（2009年生、母ホクトグリーム）

サクラブリリアント（2009年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋光輝く」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時9歳）と交配したホクトグリームが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2013年の向日葵特別(一般B42 C21)。

経歴

デビュー前

岡田稲男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

1月15日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

3月18日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5月20日、中8週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月2日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた6戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C4-5（門別ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアキノセンチュリーを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1700m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベアータを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4歳（2013年）

1月26日、約5か月の休み明けで迎えた8戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

5月1日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、チロロの巨石賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったクラオージクンにねじ伏せられてクビ差の2着に甘んじた。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、芍薬特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた11戦目は、三石海浜公園賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドラゴンハンターを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

6月13日、中1週で迎えた12戦目は、沼沢英知騎手を鞍上に迎えて、登別地獄まつり賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ウィローに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

6月25日、中1週で迎えた13戦目は、オホーツク「オホ☆キャラ」賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハッピーメイカーに6馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7月3日、連闘で迎えた14戦目は、みついし蓬莱山まつり特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸びを見せたが、ウィローに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた15戦目は、楽古岳賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沼沢英知騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコスモアダムに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、桔梗特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沼沢英知騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚を伸ばせず3着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、HOKKAIDO競馬缶発売5周年特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のテレフォトグラフを半馬身振り切って優勝

8月27日、中1週で迎えた18戦目は、向日葵特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のシュンドルゴナを3/4馬身振り切って優勝

9月12日、中1週で迎えた19戦目は、アルデバラン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

10月20日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、増田蔵の日レース（盛岡ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた21戦目は、やるぞ!復興の力を岩手競馬から（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた22戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた23戦目は、贅沢を味わう賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったシャイニータキオンを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月15日、中1週で迎えた24戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、ダイヤモンドレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5歳（2014年）

1月8日、中2週で迎えた25戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

2月13日、中4週で迎えた26戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた27戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月7日、中3週で迎えた28戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、スピカレース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた29戦目は、JBCイヤーシャクナゲ特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた30戦目は、石桜杯（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は菊地康朗騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

5月17日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた31戦目は、JBCイヤーイソトマレース（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。