オジョウサン（2018年生、母エミネントシチー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、WingFarmから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、WingFarmから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、野田善己によって2,200万円で落札された。

2歳（2020年）

11月22日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

12月26日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

3歳（2021年）

5月1日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた4戦目は、柴田勇真騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったアイグローリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月30日、連闘で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のたなさん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストールシャインに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（1戦0勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のおかもととあ3歳記念カップ☆★☆（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はブラウンザウバーと並んで2着同着となった。

8月15日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳A5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったビップアトレーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中4週で馬体重を前走から11kg戻して迎えた9戦目は、一般C1十一（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったリュウールドレに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1十（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンボリフラッシュに詰め切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

10月17日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦のダイヤモンドリリー賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、シネマトウショウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

11月16日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1六（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1七（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったエクセターに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

2021年12月12日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。