ブライティアセンス（2014年生、母ブライティアパルス）

ブライティアセンス（2014年4月16日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のストリートセンス（当時10歳）と交配したブライティアパルスが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方28戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2017年の3歳C2一。

経歴

デビュー前

矢野英一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月24日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

3歳（2017年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 小雪/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、緩やかなペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

3月18日、中8週で迎えた3戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

5月8日、中6週で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい6着に終わった。

6月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったノアキャッスルをクビ差捉え切れず2着に惜敗した。

7月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のティーリアルをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月16日、中1週で迎えた9戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の横手市滝ノ沢賞（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の北上川ゴムボート川下り大会賞（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦1勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の盛岡花火の祭典賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、ヌンフェスタに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月17日、中1週で迎えた14戦目は、洋野町畜産まつり賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ゴロウマルウィンに交わされて2馬身半差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で関本淳騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で関本淳騎手（11戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で関本淳騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で関本淳騎手（13戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で関本淳騎手（14戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で関本淳騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月24日、連闘で迎えた22戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

4歳（2018年）

1月3日、中0週で迎えた23戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（16戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るフライフリーを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（17戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（18戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

7月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた26戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

7月14日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月4日、中2週で迎えた28戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（19戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで踏ん張ったが、ウインラングロワに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月12日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（20戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（21戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、イケハートジョイに交わされて2馬身半差の2着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。