フォーレストムーン（1985年生、母コマチムスメ）

フォーレストムーン（1985年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のビッグディザイアー（当時7歳）と交配したコマチムスメが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊庫牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方25戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

柴田寛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

2月29日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

5月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

7月3日、中4週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた7戦目は、寺島祐治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。

9月26日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のダイジユダンデイーに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネツシーザからアタマ差の2着に甘んじた。

10月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（1989年）

4月18日、約6か月の休養明けで迎えた11戦目は、大政君次騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウントーランスから8馬身差の2着となった。

5月1日、中1週で迎えた12戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月20日、中6週で迎えた13戦目は、高橋信彦騎手を鞍上に迎えて、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月4日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、一般D（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大政君次騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラウントーランスから2馬身半差の2着となった。

7月18日、中1週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた15戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大政君次騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジンウエイに2馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

7月26日、連闘で迎えた16戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大政君次騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月23日、中3週で迎えた17戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は山下信雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、連闘で迎えた19戦目は、一般D（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は大政君次騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月5日、中7週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（1990年）

1月2日、中3週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた24戦目は、内田秀一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田秀一騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田秀一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラムシガールから半馬身差の2着に敗北した。

5月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は内田秀一騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田秀一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田秀一騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアニークロスから4馬身差の2着となった。

7月22日、中1週で迎えた31戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田秀一騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のセントウソロンに1馬身半の差をつけて3勝目を手にした。

8月16日、中3週で迎えた32戦目は、吉岡牧子騎手を鞍上に迎えて、国際レディスジョッキー（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。