アルファルド（1989年生、母ノーザンポイント）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

6月14日、デビュー戦は広森久雄騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた2戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンサイドシチーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和宏騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のロングシャトルに1馬身3/4の差をつけて制した。

9月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の臥牛山特別（函館芝1200m 小雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で加藤和宏騎手（4戦2勝）。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

10月17日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和宏騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、抜け出したミスマルコチャンに半馬身届かず2着となった。

11月1日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で加藤和宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したニューバーンシチーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月21日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で加藤和宏騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4歳（1993年）

6月13日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で加藤和宏騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったタニノマイヒメに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で加藤和宏騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミカインパレスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で加藤和宏騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のオホーツクハンデキャップ（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で加藤和宏騎手（11戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、最後はセントラルマドンナと並んで3着同着となった。

5歳（1994年）

4月23日、約9か月の休み明けで迎えた14戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で加藤和宏騎手（12戦3勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

5月7日、中1週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で加藤和宏騎手（13戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったエールスキーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

6月11日、中4週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下のTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で加藤和宏騎手（14戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で加藤和宏騎手（15戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアキノカーシーに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

7月17日、中2週で迎えた18戦目は、G3の札幌スプリントステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は17戦連続で加藤和宏騎手（16戦4勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月7日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（札幌芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は18戦連続で加藤和宏騎手（17戦4勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

8月28日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、青函ステークス（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で加藤和宏騎手（18戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月1日、中4週で迎えた21戦目は、オータムスプリントステークス（中山芝1200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で加藤和宏騎手（19戦4勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた22戦目は、奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で加藤和宏騎手（20戦4勝）。18頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた23戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の高雄ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のセンターシュテルンをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

12月3日、中2週で迎えた24戦目は、仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6歳（1995年）

6月25日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた25戦目は、白樺賞（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた26戦目は、G3の札幌スプリントステークス（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

8月13日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、ハンデ戦でオープンのマリーンステークス（函館芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、5着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた28戦目は、青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月16日、約3か月半の休養明けで迎えた29戦目は、師走ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は加藤和宏騎手（21戦4勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

7歳（1996年）

1月20日、中4週で迎えた30戦目は、ハンデ戦の初富士ステークス（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（22戦4勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた31戦目は、テレビ山梨杯（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和宏騎手（23戦4勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。