パシコジャスティス（2005年生、母ウインドチーター）

パシコジャスティス（2005年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルクジャスティス（当時11歳）と交配したウインドチーターが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦3勝2着2回。2008年のJA門別馬舞米特別に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

広森久雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月31日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月5日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、2歳（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のソウルバリアンに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトミノベガに2馬身半の差をつけて制した。

10月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャンクスからクビ差の2着に甘んじた。

12月22日、中9週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

3歳（2008年）

1月26日、中4週で迎えた6戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた7戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 小雨/良）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場勇人騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。

4月29日、中8週で迎えた9戦目は、3歳オープンのJA門別馬舞米特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラバレットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、アルファ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた11戦目は、北菓楼開拓おかき特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた12戦目は、競馬総合チャンネル特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったパッパターチからアタマ差の2着に甘んじた。