サクラバレット（2005年生、母サクラスマッシュ）

サクラバレット（2005年2月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋弾丸」。毛色は青毛。種牡馬のサクラケイザンオー（当時12歳）と交配したサクラスマッシュが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は西村和夫。戦績は、中央平地16戦1勝2着2回、地方19戦2勝2着2回。2008年のJA門別馬舞米特別で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

林和弘厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月3日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエンジェルギフトからアタマ差の2着に甘んじた。

9月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、中2週で迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のラストストーンを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3歳（2008年）

4月29日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた5戦目は、3歳オープンのJA門別馬舞米特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、パシコジャスティスに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ベナトナシュ特別（旭川ダート1000m 雨/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のマサノハイタッチに1馬身半の差をつけて久方ぶりの一戦をモノにした。

10月16日、中2週で迎えた8戦目は、ありがとう旭川競馬場特別（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた9戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、日胆農協青年部“絆”特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

4歳（2009年）

1月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の敢闘精神でどうにかこうにかゴールまで走り切り、5着を確保した。

4月19日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた12戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

9月12日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のラドラーダを半馬身振り切って3勝目を挙げた。

11月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のアプローズ賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

5歳（2010年）

2月27日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山芝1600m 外回り晴/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、カウアイレーンに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4月10日、中5週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の隅田川特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

5月23日、中5週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の由比ヶ浜特別（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に敗れた。

7月18日、中7週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の火打山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサクラミモザにクビ差届かず2着となった。

11月14日、約4か月の休養明けで迎えた19戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

12月25日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、F.ベリー騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のノエル賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

6歳（2011年）

1月23日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の若潮賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

2月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた22戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に終わった。

4月23日、中8週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた23戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の飯豊特別（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

7月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から6kg戻して迎えた24戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の火打山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月13日、中3週で迎えた25戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下のエクセル浜松開設記念（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

11月18日、約3か月の休み明けで迎えた26戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、宮城おおさき佐藤正俊引退記念（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた27戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般B3四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く15着に敗れた。

12月29日、中3週で迎えた28戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、アデュー2011賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

7歳（2012年）

1月13日、中1週で迎えた29戦目は、A.ムンロ騎手を鞍上に迎えて、一般C1（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

2月9日、中3週で迎えた30戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、須田哲也誕生日記念（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1二（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた32戦目は、春疾風賞（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月4日、中2週で迎えた33戦目は、春風賞（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた34戦目は、惜春特別（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた35戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。