レガルメンテ（2004年生、母シャリマーガーデン）

レガルメンテ（2004年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「王者の風格で（伊）。王道を歩む活躍を期待して」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時6歳）と交配したシャリマーガーデンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地8戦0勝2着3回、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2008年の一般B2。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月24日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したメイショウイチバンにハナ差届かず2着に惜敗した。

7月15日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったデストラメンテにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったエーシンティーエムにねじ伏せられてアタマ差の2着に甘んじた。

9月2日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4歳（2008年）

4月30日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライトマスターに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた6戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のマコトタイセイに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月24日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

5歳（2009年）

1月10日、中6週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

5月24日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

6月28日、中4週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。