ヴァンダリア（2010年生、母マドモアゼルシッシ）

ヴァンダリア（2010年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ペリー艦隊の艦船名。父名より連想」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時12歳）と交配したマドモアゼルシッシが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は矢野牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の一般C4四。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額2,100万円（10.5万×200口）で一口馬主が募集された。

加用正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

4月13日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は534kg。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず14着に終わった。

6月22日、中9週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には割り込めず14着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた3戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

10月15日、中8週で迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳B9（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B1-5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

10月27日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で寺地誠一騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

11月10日、中1週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた8戦目は、一般C4六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で寺地誠一騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C4九（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で寺地誠一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したエーブスーパーマンに半馬身届かず2着となった。

11月24日、連闘で迎えた10戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、一般C4四（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のマルカンデジタルをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、星まつり特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は寺地誠一騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で寺地誠一騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4歳（2014年）

1月15日、中2週で迎えた13戦目は、藤原良一騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。