ミラーアスリート（2004年生、母ナッツベリー）

ミラーアスリート（2004年3月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋運動選手」。毛色は栗毛。種牡馬のデヒア（当時13歳）と交配したナッツベリーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）キヨミネ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の4歳以上D5一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、キヨミネ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

4月21日、デビュー戦は千葉直人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は464kg。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では見所を作れず16着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

8月26日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で千葉直人騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。18着に終わった。

10月31日、中8週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、安原勝久騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

11月14日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた5戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入った。

12月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上D5三（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた7戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6一（園田ダート1230m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったフサイチアデクタムに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2008年）

6月3日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上D6一（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のエヌオイルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月18日、中1週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上D5一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラブイズカクテルに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

7月8日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上D3一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、シルバーエースに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

8月7日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上D1二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。